アトリエショップ裕源 椿 ツバキ
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椿の販売は2022年3月末をもって終了しました。
販売再開は考えておりません。
ツバキ 椿
数多いツバキの品種において、鉢で育てられるというより、鉢で育てた方が良い数少ないものに、
「やすり葉 やすりば」 と 「銀葉椿 ぎんようつばき」という姿がよく似た品種があります。
この「やすり葉」 と 「銀葉椿」についてですが、
ウェブ上で十年・二十年たっても、誤った掲載がいっこうに正されません。
具体的に言いますと、「やすり葉」の販売と称して「銀葉椿」が売られているのです。
しかも、売っているのはプロの園芸業者です。
悪意ではなく、無知からの行為と思われますが・・それにしてもあまりにもいつまでも・・。
下に当方が撮影した写真を二枚掲載します。撮影は2021年10月14日
向かって左が「やすり葉」、右が「銀葉椿」です。
違う角度から、向かって左が「銀葉椿」、右が「やすり葉」です。
上の写真で、それでも見分けがつかない方のために、簡単な見分け方を乱暴な言い方で言いますと、
秋ごろ、つぼみを付けて「やすり葉」として売られているものは「銀葉椿」です。
断定した言い方に反発を覚えるかもしれませんが、「やすり葉」はおいそれと花は咲きません。
数十年「やすり葉」を育てていますが、花を見ていません。
ツバキ本が数冊手元にありますが、それらの本の中にこの「やすり葉」椿だけが花の掲載がありません。
まさに、幻の花なのです。
いつか、その花を見ようとがんばって育てています。
「やすり葉」の性質は強の一面をもった、弱品種です。
育て難度で言えば初心者むきのツバキではありません。
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「やすり葉」そのT
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上の二枚の写真は同一の販売品を角度を変えて写したものです。撮影は2021年10月14日
挿し木をしたのは2014年6月14日で、7年育ててもこの大きさです。
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「やすり葉」そのU
写真撮影は2021年10月14日
挿し木をした年は不明。
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「柊葉椿ひいらぎばつばき」と「鋸葉椿のこぎりばつばき」
写真撮影は2021年10月31日
左が「柊葉椿」、右が「鋸葉椿」
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「星世界」
写真撮影は2021年11月2日
このツバキには思い入れがあります。枯れそうな一本を買ってきて(それしかなかった)育てました。
育ちは悪く、今にも枯れそうという状態か数年続きました。
やっとここまでになりました。
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以下は当方で生れた新品種です。
金魚葉椿と雲龍椿の性質が合体したものが一つのタネの殻から二つ出現。
金魚葉椿とは葉の先端部が金魚の尾びれ状になっているものをいいます。
雲龍椿とは龍が天に昇るがごとく、幹・枝が自然と曲がりながら成長するものをいいます。
タネをつくった母親品種は公表しません。(100%確実に言えないので)
父親品種は分かりません。
受粉はヒヨドリがしたと思います。
二羽でやってきます、夫婦でしょうか、けたたましい鳴き声をする鳥です。
この二つは一つの殻(タネが複数詰まっている)に入っていた姉妹モノ
タネを植え、発芽したのは2010年前後あたり。
この二つの姉妹種に日本書紀から姉妹の名を付けました。
姉として、
大きめの葉で樹勢も強いので↓【金魚葉雲龍豊玉姫】キンギョバウンリュウトヨタマヒメと命名。
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2014年8月撮影 写真二枚とも↑【金魚葉雲龍豊玉姫】 角度を変えて撮影。
妹として、
金魚葉の変化が顕著で樹勢は同じだが、樹体は姉とくらべて、やや小ぶりなので
↓【金魚葉雲龍玉依姫】キンギョバウンリュウタマヨリヒメと命名。
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2014年8月撮影 写真二枚とも↑【金魚葉雲龍玉依姫】 角度を変えて撮影。
【金魚葉雲龍豊玉姫】 花は赤の一重
2019年4月13日撮影
【金魚葉雲龍玉依姫】 花は赤の一重
2018年4月11日撮影
【金魚葉雲龍豊玉姫】 こんな珍芸も見せてくれました。 花筏ハナイカダ顔負けでは!
2020年7月19日撮影
この現物枝は日陰乾燥させて飾っています⇒こんな楽しみ方をも知りました。
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当方で2020年に発芽した実生モノです。
【金魚葉雲龍豊玉姫】(当方での椿) の実生になります。
葉はちりめん葉です。
もう少し育たないとはっきりしません。
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撮影は2021年10月14日
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当方で2020年に発芽した実生モノです。
親は不明です。
実生できれいな斑入りとなっています。
このような斑入りモノは枯れやすいのですが、育つような気がします。
掃き込み斑、散り斑の類です。
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撮影は2021年10月14日
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龍宮の実生
2015年4月8日撮影
龍宮とうり二つにみえますが、
龍宮よりいくらか葉脈が粗く、まさに龍のウロコを思わせます。
しかし、この程度の違いでは新品種扱いは無理かもしれません。
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華子姫の枝変り
サザンカ 華子姫 ハナコヒメ の枝変わりで葉に班が入る。
【片肌脱ぎ華子姫】 カタハダヌギハナコヒメ と命名
2008年10月25日撮影
俗には、このような班には弁天という語を付けるようです。
しかし、例えば弁天華子姫より片肌脱ぎ華子姫の方が樹自体が喜ぶ気がするのですが・・。
当方での新品種を
公に登録、あるいは認めてもらう方法を知りません。
また、そのための面倒な手続き等をする気はありません。
いつの日にか、公に認められたなら、世に出したいです。
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